夫婦でバンコク移住下町滞在日記

夫婦でタイ・バンコクへ移住!!バンコク下町生活を記録するためのブログです( ^ω^ )♪少しでも役立つ情報があれば幸いです。2018年12月にウド助(♂)が誕生しました。

2歳児、生まれて初めて全身麻酔で傷口を縫合した話。

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サワッディーカァー(^人^)

 

今日から午後9時まで店内飲食(持ち帰りは23時まで)が可能となるとのニュースで喜んだ人も多いのでは。

ただし席数25%ルールなどの制限があるので実際どれだけ利用できるのか??お店側も対応が難しそうな気がするのですが、少しでも集客につながるという分にはやっぱり嬉しいニュースですかね。

アルコール飲料の店内消費は引き続き禁止なので家飲みを楽しむしかないですね!これが解禁された日にはお店で乾杯♪

そんな日が早く来ると良いのですが、如何せん感染者数が減らない・・(悲)

教育機関は6月から開校、開園となるのでしょうか(はよっ!)

 

 

さて、記事タイトルで「えっ!?」と思われた方もいるかも知れませんが、大丈夫です。

大した怪我ではありませんでした。

でも当日は大事になりびっくりしましたーーーって話です。笑(←今だから笑える)

 

 

約10日前に起きた自宅内でのちょっとした事故から始まりました。

朝9時頃、私はソファーで寛いでいてウド助はというとアンパンマン号(乗り物)に跨った状態でYouTubeだったかNetflixだったかを見てました。

私がちょうど友達にメールの返信をしてるとき、ウド助の乗り物からこける音と同時に泣き声が聞こえて目をやると、体勢が前のめりになり上半身が床に落ちてる状態。

すぐさま抱き起こすもワンワンと泣いてるのでどこか怪我したか!?とその場所を探すと顎下から出血。

めちゃめちゃ嫌がる中濡れガーゼタオルで拭くも止まらぬ出血にちょっとヒヤリ。

暴れて嫌がる中なんとか消毒液で拭いて絆創膏を貼るも嫌がってすぐに外してしまう( ;∀;)

思ったより出血量も多いし深く切っちゃったかと念の為病院に連れて行くことに。

 

しかし一体何でそんな傷を作ってしまったのか???これは今だに分からず仕舞いで。。。。

床?アンパンマン号??と見るも特に血とかはついてなかったはず。

「はず」というのは実際ウド助を宥めるのと傷の手当に必死で正直しっかり確認出来たかと問われればその自信はない。。

ウド男氏は「何か鋭利なものじゃなきゃこんな傷できへんやろ」って言ってたけど・・そうなるとやっぱりアンパンマン号の前方部分になるんかなぁ。うーん。。

ただ一つ言えることはこの日以前に2回同じところ出血してるんですよね。コンド下で乗り物に乗っててこけた時に擦りむいて・・それにしてもという感じですが。。

 

そして我が家がいつもお世話になっているバンコク病院へ。

日本語窓口で説明すると「救急センターへ」とのことだったので本館右側(シャトルバス寄り)にある救急センターへと案内されました。

 

救急センターに着くとウド助もただならぬ空気を察したのかご機嫌斜め^^;;

救急センターの女性スタッフさんたちが声かけてくれたり、あやし道具に可愛いシールくれたりとずっと相手してくれてるスタッフさんもいました。シールを両腕にペタペタと貼られても嫌な顔一つせず気が済むまで貼らせてくれたり(母感動)

お陰様で一時機嫌を取り戻したものの、傷口を診られる時や処置室に入る時は再びギャン泣き。

 

そんな中、救急センターのドクター → 脳専門科のドクター → 形成外科のドクターの順に診てもらったのですが、脳外科の女性ドクターがあやし道具に持ってきてくれたのがコレ。

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で、出たぁぁぁーー(心の声)www

 

在タイ日本人に大人気?の鳴き声を上げる鶏さん。

コレ自体はおもちゃ屋で売られてるから子供用ってのは間違いないけど、移動屋台の呼び込み用に使われてるのを目にしたこともあるし、路線バスのブザー代わりに使われていたこともあるようで(SNS情報)マルチな活躍を見せている優れもの。

 

あとは処置用の薄いゴム手袋を膨らませて縛ったものを渡してくれたり・・と、女性ドクター始めスタッフのみなさん子供の扱いに慣れていて本当ありがたいし親は助かります(涙)

 

そんな中、最後に診てもらった形成外科の女医さんによると「深く切ってるから縫合した方が良い」との診断。と同時に通訳さん経由で伝えられた二つの選択。

一つは「用具を使って全身を押さえつけた状態かつ局部麻酔での縫合手術」、二つ目は「全身麻酔での縫合手術」

一つ目を選択した場合は意識がある中での縫合手術となるので、わが子の泣き叫ぶ姿を見続けなければならない(約15分程)。

通訳さんからは「お母さんが大丈夫ですか?(見続けられますか?)」との確認あり。縫合については100%に近い確率で綺麗に縫えるとのことでした。

二つ目を選択した場合は6時間の絶飲食が必要、かつ手術室に入るのでCovid-19検査、また手術前に小児科ドクターによる診察が必要とのことでした。

 

さらに「縫合しなかった場合のリスク」についても聞いてみたところ、

①毎日消毒しに病院に来なければならない

②感染症のリスクが高まる

③傷跡が残る

 

ということで"縫合しない"という選択肢はないなと^^;;

 

正直すごーく悩みました。大事なことなので仕事中のウド男氏にも電話して相談。全額保険対象となるのかも含めて確認した結果、二つ目の全身麻酔での縫合を選択。

その後、ドクターが同意書などパソコンで準備してる間に血小板や赤血球、白血球数の測定のため採血が必要なことも告げられ、その際「採血は(おそらく暴れるので)押さえつけた状態で行うので、その時の子供の様子次第では続けて縫合に入ることも可能」との説明を受けました。

その時に判断してもらって大丈夫そうならそれでお願いしよう!そうしたら6時間の絶飲食もCovid検査を受けることもなく終われる!と。

 

いざ採血!と処置室で押さえつけ用具(何て言うんやろ?w)で体を巻かれる前からすでに泣き叫んでいたウド助。可哀想やけど仕方ない(;ω;)

数人の看護師さんに押さえつけられながら手の甲から採血。

そのあといよいよ縫合・・とドクターが局部麻酔を顎下の傷口(付近?)に注入しようと試みるもウド助の泣き叫ぶときに動く顎が抑えていても動いちゃうようで・・しまいには先生「メダーイ」と一言。

残念ながら一つ目の方法は不発に終わりました。。

 

採血したお手てはこんな状態となり、全身麻酔を点滴注入するため注入器具は取り付けられたまま。痛々しいお手てを見ると可哀想にと胸が痛む思いでした。

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この日、ウド助は朝ごはんを食べずで牛乳のみ(固形物とみなされる)それが9時頃だったので手術はそこから6時間後の15時以降に可能。

採血後が12時前だったので、とりあえず15時まで救急センター内の待合いスペースで時間を過ごしました。

少しして麻酔医師からの説明や同意書へのサイン、小児科の女医さんによる診察でいくつかの質問を受け、少し脱水状態にあるけど問題ないとのこと。

そのあとは別室にてPCR検査。鼻の粘液と口腔内の唾液と2回摂取。嫌がるウド助を押さえつけながら無事に終了。

恐怖の余り泣き叫び過ぎて疲れたウド助はその後すぐに抱っこ状態で熟睡。

 

今のうちにと抱っこした状態で2階にあるプラザ館のThe Coffee Clubへ。前回買ったドリンク&ベーカリーのセットを購入。

比較的オープンしてまもないプラザ館のThe Coffee Clubはこちら↓↓↓ 

www.udoko-life.com

 

そしたら購入したタイミングでウド助が起きてしまった( ・∇・)

スタッフさんに車椅子出そうか?って言ってもらって大丈夫と断ってしまったけど、出して貰えば私も楽でウド助も起きずに済んだかな・・なんてちょいと後悔。

救急センターの待合に戻り、ウド助も食べてないのに私が飲み食い出来ぬと紙袋を手が届かぬ場所に置いて目覚めたウド助を大人しく過ごさせるために仕方なくYouTubeタイム。

こんなに長丁場になるとは想像してなかったので充電器持ってきてなかった。

とうとう充電が数パーセントになってしまったのでYouTubeを中断。その後は救急センター前に出て行き来しているウド助が大好きなタクシーを見たり救急センター内を抱っこで散歩したりとなんとか騒がぬよう時間潰し。

午前中の件がトラウマになってるんでしょう、スタッフさんがあやそうと声をかけても拒絶反応w

そりゃそうよね・・まだ2歳やもん。怖いもんは怖いし嫌なものは嫌。そういうお年頃です。

スタッフさんたちもそこはちゃんと理解してくれてそう。

 

しかし15時を過ぎてもお声がかからない・・・

2歳児とこんなところで時間を過ごすのもそろそろ限界やで。。と存在をアピール。

結局術着に着替えるようお声がかかったのが16時前。

再び泣き叫びながら暴れるウド助になんとか可愛い恐竜柄の上下服を着替えさせ、抱っこ状態で車椅子に乗り、本館2階?3階?(記憶が曖昧)にあるオペ室のあるフロアへと移動。

タンカーへと移り処置室へ。そこで点滴麻酔が注入され、しばらく泣き叫ぶウド助と麻酔が効くまでの間過ごすも中々落ち着かず私も不安。

やっと少し落ち着いてきたかなという状態でオペ室へと移されたのですが、再びウド助が泣き暴れ始めて「えっ麻酔効いてない!?」と不安が過ぎる。

麻酔医師が注射器のようなものを点滴注入器具に直接入れようとするも液が漏れ出てる。

どうやら針がちゃんと刺さってなかった模様。おそらくウド助が採血後に気になって触ってたのが原因か・・

確かに点滴注入されながら待機してた時、ポタポタと血と点滴液が私の服についてたのが気になってた。その時に迷わず伝えていれば良かったと深く後悔(泣)

すぐさま「前向きに抱っこして座るように」との指示で言われるがまま向きを変えて座らせるとマスク麻酔に切り替えられ、ウド助の口元にマスクが被せられる。

泣き叫ぶ我が子がマスクの中で徐々に落ちていき眠りについたところで手術台に寝かせられる。そんな姿を目の当たりにしたときは本当に胸が締め付けられる思いでした。

私はすぐに一人の男性スタッフとともに手術室を退室。

「手術が終わったら電話します」と言われたけど「充電がないので待合スペースで待ってます」と答え、手術は3、40分程で終わると聞いてたのですぐさま1階にある充電コーナーへ。

 

院内には複数箇所に無料でスマホ充電が可能な機械が設置されているので助かります。

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とりあえず15分ぐらい充電しようとここに預けた後すぐにオペ室のある待合コーナーへ。

手術前に買っていたパンを頬張りながら気持ちを落ち着かせるけど目が潤む。

ちょっとした事が大事になってしまってウド助には色々と可哀想な思いをさせてしまった。

怪我した場所が違えば全身麻酔もする必要がなく手術室に入る必要もなかったかも・・と思っても仕方ない。

今はただ無事に手術が終えますようにと願うしか出来ないけど、あの麻酔の場面を見てしまったからバンコク病院やし大丈夫と思っても不安が拭いきれない。

正直医療ミスが起こり得ないとも限らないし・・と、よからぬ事まで想像してしまう自分がいた。いかんですね。

 

色んなことが頭を巡ってる間にそろそろスマホを取りにと1階へ。

充電率は30%に届かなかったけどウド男氏に連絡するのと帰りのGrabを呼ぶには十分。

再び待合に戻り座ってると外科の女医さんが神妙な面持ちで出てきて内心ドキドキでしたが、どうやら話を聞いてみると、術後のアフターケアについて説明してくれてるようでした。

この時やっと肩の荷が下りたような、ホッとした気持ちになれました。

説明に関しては完全に理解出来なかったので後で通訳を通して再度説明してもらうことに。

 

その後呼ばれて行くとウド助の泣き声が。見ると男性スタッフに抱っこされた状態で泣いてました。

すぐに私が抱っこを代わると再びタンカーに乗せられ回復部屋に移動。

そこでの暴れっぷりが尋常じゃなかった・・

暴れ狂うとはこのことかという程の泣き暴れで、私も宥めながら手で押さえ込むのもやっとという状況。私の顔を見ることも出来ない程のパニック状態。

余程の怖い思いをしたんでしょうね。可哀想に。

 

薬の影響もあってかしばらく暴れた後は疲れて熟睡。

胸の数カ所に取り付けられた電極、足元には点滴針が刺さった状態でした。手の甲にはガーゼと痛々しい姿。2歳児、本当によく頑張りましたよ( ;∀;)

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腕のシールがお守りになったかな。

 

しばらく回復部屋で休んでいると、看護師さんが来て電話越しに通訳さんを通して色々と今後の説明を受けました。

注意点は三つ。

①帰宅後は出来るだけ保冷パットで患部を冷やすこと。

②シャワーはOKだけど傷口に水が入らぬよう気を付けること。

③もし水が入った場合や出血が見られた際はすぐに病院へ来ること。

 

その後いつウド助が目覚めたのか記憶がなくなってしまったけど、自分の服に着替えさせるときには「もう終わったよ、おうちに帰れるよ」の言葉に安堵したのか素直に応じてました。

 

この日は抗生物質と解熱剤の2種類を処方されて帰宅。

病院を出たのは19時頃。日本語窓口で受付してもらってから9時間も病院にいました。

朝食べなかったけど念の為と持参していたクロワッサンを帰りのタクシーで美味しそうに食べていたウド助。朝から食べてないしいっぱい泣いたしでお腹空いたよね。

 

帰宅後はしばらく大人しめでしたが、私たちより遅くに帰宅したウド男氏が帰ってくると元気を取り戻した様子で早くもやんちゃぶりを発揮。おいおいもう怪我はしばらく止めてやぁ〜と再びヒヤヒヤするも、その姿を見て私たちも安堵。

頑張ったご褒美にとウド男氏が買ってきてくれたレアチーズケーキをあげると「ケェーキ♡」と嬉しそうにパクついてましたw

 

次の再診日は4日後でしたが、早々にシャワーで濡れてしまったのが気になり翌日病院へ。

傷が少し濡れてると言われ(汗なども原因)食塩水と傷口の塗り薬、防水テープを処方してもらいました。

その後4回の通院(術日含め計6日間)を経て傷口も完治!

お陰様で傷口もだいぶ目立たなくなりました(´ω`)

ちなみに何針塗ったのかは聞いてみたけど不明。傷口は1cm程で4層縫ったとのことでした。

 

そして気になるお会計ですが・・・

手術した当日の医療費が58,000バーツその後の通院費用を含めて合計約69,000バーツ(約24万円)でした!!

 

ひぃぃぃ〜〜( ゚д゚)

 

海外旅行保険入ってて良かったーー

けど来年の更新は難しいかもーーーーー

 

もし現地保険の入院補償だけに加入してたとしたら一日入院してたかもですね。

さすが私立病院。これがもしサミティべだったならいくらしてたんやろ・・

 

うちの子かなりやんちゃ坊主なので今後も怪我する可能性は往々にしてあり得る話。

それを考えると来年の医療保険、迷います。

 

まぁとにかく無事に終えて何よりでした!

頼むからオペ室に入るような怪我だけはしないでおくれ〜〜

お母さんの心臓に悪いですw

ウド子

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