タイの粉ミルクは種類が豊富!!ほぼミルク育児だった我が家の場合
サワッディーカァー(^人^)
今回はずーっと書きたいと思っていたタイの粉ミルクについて(=゚ω゚)ノ
記事のタイトルにも書いてますが、我が家はほぼミルク育児でした。
正確に言うと、生後4ヶ月にバンコクに戻ってきてからです。
日本で過ごしていた間は混合(ほぼミルク)で頑張ってましたが、泣く泣く母乳育児を諦めてからは粉ミルク一本で育ててきました。
この辺はとてもデリケートな話になってくるのですが・・・
母乳育児をしているお母さんを見ては羨ましく思っていたので、卒乳してからはだいぶ気持ちが楽になりましたね。
そんなこんなで日々のメインワークだったミルク作りがようやく落ち着いたので、
タイの粉ミルク事情(我が家の場合)をここに残したいと思います(=゚ω゚)ノ
自身の体験談を交えながら書いているのでまとまり悪いですが、少しでも参考になれば嬉しいです^^
【目次】
- タイの粉ミルクってどうなの!?
- タイの粉ミルクの種類
- タイの粉ミルクの選び方
- 我が家が使っていた粉ミルク
- ミルクの作り方
- 日本から持参したミルク
- ストロー付きのパック入りミルク 【2020.6.10追記】
- まとめ
タイの粉ミルクってどうなの!?
タイで粉ミルク育児をする人にとってかなり気になるところですよね。
特に日本で出産してしばらく日本の粉ミルクで育てていた人にとっては、これからタイで問題なく粉ミルク育児ができるか不安な人も多いと思います。
私もそのうちの一人で、産後4ヶ月でタイに戻る予定だったのでその辺が心配でした。
ネットで情報を漁ったり、数少ないママ友(と言っても当時在タイ日本人ママ1人、タイ人ママ1人だけw)に聞いてみたりして少しの情報を集めたという感じです。
日本で出産したのでタイの病院で聞くこともできなかったですしね。
最初は日本から持参したミルクを使ってましたが、それが切れてからはタイの粉ミルクを試しながら与え、自然と落ち着いてきたという感じです。
合う合わない、アレルギーなどあるかと思うけどタイでのミルク育児を終えて言えることは、何とかなる!です(実際なんとかなりました)
タイにはミルクの種類が豊富にあるしパッケージ表示がタイ語か英語だったりするし、番号とかあるしで選ぶのは大変でしたけど、きっと子どもに合うものが見つかると思いますよー。
その辺については写真を交えて載せていきますね!
ちなみに日本ではこちらのミルクを使ってました。
現在ウド助は1歳4ヶ月。
離乳食も3回食をしっかり食べてくれているので、今は朝ご飯とおやつタイムにフォローアップミルクを与えています。
夜中の断乳は1歳1ヶ月を迎える前に始めて4日ぐらいで比較的すんなり朝まで寝てくれるようになりました。
初めての育児、バンコクで子と過ごす生活、この1年は色々と手探りでやってきましたが、本人はすくすく元気に育ってくれているのでホッとしています^^
タイの粉ミルクの種類
残念ながらタイには日本製の粉ミルクは売っていません。
もし売ってたとしても輸入商品はバカ高い値段で売られることになるでしょうね。
毎日頻回に与えるミルクにそこまでお金掛けてたら家計に大打撃です。
でも安心してください、タイには粉ミルクの種類が豊富にあります!!
タイ人御用達のビッグシーやテスコロータスをはじめ、日本人御用達のフジスーパー、
ちょっと高級なヴィラマーケット(Villa Market)やグルメマーケット(Gourmet Market)にも売られています。
ただ、売り場が広いビッグシーやテスコロータスが圧倒的に種類が豊富!!
初めて目にする人は逆にどれを買ったら良いのか迷っちゃう程です^^;;
↓↓↓これはほんの一部。
友人ママが使用していたのは、Mead Johnson(イギリス社アメリカ部門)が販売しているゴールドパッケージの『Enfalac』という粉ミルク(写真左上)
バンコク市内にあるBNH病院で出されていたものをそのまま自宅でも使っていたと言っていました。
ネット情報ではNUTRICIA(オランダ社)のブルーパッケージ『Hi-Q』(写真右上)も使ってる人が多いのかなぁーという印象です。
こちらのイルカパッケージのものを使っていたという友人もいました。
比較してないけど成分に違いがあるんだと思います。
タイで出産した人は病院で使っていたミルクをそのまま使っている人も多いのかもしれませんね。
オーガニックのミルクまであるのは最近知りました(゚∀゚)
アレルギーの乳児用に専用の粉ミルクも売られています。
牛乳ではなく大豆を使用したミルクも。
乳糖不耐症のためのラクトースフリーも。
うちは7ヶ月の頃にお腹を壊していたのでしばらくラクトースフリーを与えてました。
その頃はSimilacというクマパッケージのものを買ってました(Hi-Q、Enfalacより安価)
あと最初見たときは何の違いか分からなかったのですが、
タイの粉ミルクはパッケージに番号の記載があります(同メーカー)
BEBEのミルクを例に挙げると写真のように1〜3まで。
赤ちゃんも月齢によって必要な栄養分が変わってくるのでそれに合わせて作られてるんですね。
それぞれの対象月齢は以下の通り。
ステップ 1:生後〜1歳まで
ステップ 2:6ヶ月〜3歳まで
ステップ 3:1歳〜
※値段はステップが進むにつれて安くなる。
私は6、7ヶ月の頃に小児科の先生から勧められてステップ1から鉄分豊富なステップ2へ変えました。
そして1歳を迎え離乳食もよく食べていたのでステップ3へ移行したという感じです。
この通り日本のミルクはないものの、タイには数多くの粉ミルクが売られています^^
もちろん子どもとの相性もあると思うので、こればっかりは飲ませてみないとわからないと思います。
ただ「これしかない!」というわけでもないのでお子さんに合うミルクが見つかればミルク育児も安心ですよね。
タイの粉ミルクの選び方
最初はどの粉ミルクでもウド助が嫌がらずにごくごくと飲んでくれたらそれが一番!と思っていました。
ただ、もちろんのこと栄養面と安全面も気になる、粉ミルク育児が100%となると家計に直撃するコスト面も重要。
思ってたより種類あり過ぎて結局どれから試したら良いのぉ〜!?となってました。
結局私の場合はこんな感じで試してみましたよ!
(順に)
①友人が使っていた粉ミルクを最初に購入(550g入りを1回だけ購入)
②ネットでよく見かけた粉ミルクに変更(600g+3,000gの2回購入)
③安くて問題なさそうなものに変更(小児科の先生にも相談、以降ずっと使用)
最初は飲む量が日本にいた頃より少なめだったので心配でしたが、すぐに慣れて適量を飲むようになりホッ。
きっと日本で飲ませていたものから急に変えてしまったから「ん?いつものと味が違うぞ」って思ったのかな〜^^;
もし日本から持参したミルクがあるなら最初は混ぜて飲ませて、そこから徐々に配分を変えて与える方が良さそう。
あと、水が軟水から硬水に変わったことの影響でか、バンコク生活が始まってからしばらくの間は下痢が続いてましたが時期に色や形も落ち着いてきました。
6ヶ月の頃、かかりつけの小児科先生にどのミルクが良いか相談してみると『高いミルク(EnfalacやHi-Qなど)はDHAやARAなどを多く含んでますよーと謳ってるだけだから他のでも大丈夫よ』と。
よし!ならば名が知れてて英語表記があって出来るだけ安価な物にしよう!
と決めたのでした(=゚ω゚)ノ
(金銭面に余裕があればEnfalacやHi-Qを選んでたかもしれません。苦笑 )
我が家が使っていた粉ミルク
一番最初に買って飲ませていたのがこちらの粉ミルク。
Mead Johnson『Enfalac』550g、553バーツ
(BigCで購入)
次にNUTRICIA『Hi-Q』600g、528バーツ(BigCで購入)
そして3回目にトライしてからずっと使っていたのがこちら。
ネスレ 『BEBE』600g、274バーツ(テスコロータスで購入)
一気に値段が下がりました。笑
中には袋入り粉ミルクと軽量スプーン入り。
軽量スプーンに関してはHi-Qが柄の部分が長めで一番使いやすかったです。
中身の写真取り損ねていたので病院から頂いたEnfagrowのお試しサイズのものを参考に載せておきます。
日本の缶ミルクのようにフタですり切ることが出来ないので最初は使いづらさを感じますが、慣れてくるとなんのその。
外側から押さえて袋の内側にスプーンをこすり付ければ簡単にすり切れます^^
多少の誤差はマイペンライ。
日本のに比べて溶けにくいという記事も見かけますが確かにそうかも。
溶けにくいとき、私は無印のシリコンジャムスプーンやお箸(1本)を使って混ぜてました。
あとそれぞれのパッケージには「こんな栄養成分が入ってますよ〜」と書かれてるけど、実際どの栄養成分がどれぐらい入ってたらオッケーかなんて分からないですよね^^;;
日本だと粉ミルクの栄養成分は厚生労働省で基準が定められてるから国内のメーカー商品であればどのミルクでも問題ないようやけどタイはどうなんでしょ?
今回全部ではないですが栄養成分を比較してみました。
※ミルク100mlあたり
こうやって改めて比較してみると、確かにEnfalacやHi-Qと比べるとBEBEは少し劣るかな〜という結果です。
でもそれほど大きな差もないかなという気もします。
ただDHAとARAは宣伝してるだけあって含有量が多いですね。
成分が凄く気になる〜という方はパッケージに書かれている数値を参考にされると良いですね。
我が家は先生のお墨付きを頂いたのでそこまで気にしないことにしました。笑
値段は日本で使ってたはぐくみのミルク缶と前述したタイのミルクで比較すると、
・はぐくみ 810g x 2缶入り → 約4千円 ・・ 2.4円/g
・Enfalac 550g → 553バーツ(約1,840円)・・3.3円/g
・Hi-Q 600g → 528バーツ(約1,750円)・・2.9円/g
・BEBE 600g → 274バーツ(約910円)・・1.5円/g
値段は購入する場所によって違ってたり、セールで安いときもあるのであくまで参考程度です。箱買いするとさらに安くなったりしますしね。
とはいうものの・・BEBEは安いですね。笑
ミルクの作り方
作り方はパッケージ側面に書かれています(写真はBEBE)
<ミルクの作り方>
①手を洗う
②哺乳瓶を洗う
③鍋で10分間沸騰消毒する
④お湯を沸かす
⑤哺乳瓶にお湯を注ぐ
⑥付属のスプーンを使って余分な量は擦り切る
⑦月齢に合わせた量を哺乳瓶に入れる
⑧溶けるまでよく振る
⑨残りの粉ミルクはしっかり密封し保管する(3週間以内に使い切る)
工程が長いですが、通常はミルクを与え終えたら洗って消毒しておくと思うので、
実際は4〜のスタートになるかと思います。
月齢によるミルクの目安量。
(付属のスプーン1杯で30mlのミルクが作れます)
・生後1、2週間 :スプーン3杯 90ml 6回/日
・生後3、4週間 :スプーン4杯 120ml 5回/日
・生後2ヶ月 :スプーン5杯 150ml 5回/日
・生後3ヶ月〜4ヶ月:スプーン6杯 180ml 5回/日
・生後5ヶ月〜6ヶ月:スプーン7杯 210ml 4回/日 離乳食1回
・生後7ヶ月 :スプーン7杯 210ml 3回/日 離乳食1〜2回
哺乳瓶はもちろん日本から持参したものを使っても良いですし、月齢が進んで大きいサイズのが欲しければタイのスーパーなどでも手に入ります。
※写真はBTSオンヌット駅にあるスーパー、ビッグシー2階です。
私が使ってきた哺乳瓶です。ピジョンの「母乳実感」全部で3本。
日本では緑の大小でやりくりしてました。
ミッキー&ミニーの赤はバンコクに戻ってから当時ピジョンで働いていた知人から出産祝いで頂いたもの。
ミルク量が増えてきてから大サイズが2本あることでとても助かりました。
タイの哺乳瓶の目盛はオンス表示とミリリットル表示、両方表示されているタイプが多いかな?
頂いたピジョンのものはミリリットル表示しかなかったので、おそらく日本で製造されたものだと思います。
日本から持参したミルク
明治ほほえみのらくらくキューブタイプのミルク
これ便利ですよね〜
粉ミルク使ってるママさんのほとんどが使ったことあるんじゃないかな?
計量いらずで持ち運びもしやすく、外出時にとっても重宝しました。
写真の大容量パックは来タイする友達に甘えて日本から持ってきてもらったもの。
「遠慮せず何でも言って!!」と言ってくれてめっちゃありがたかったなー。
タイにはこういう固形タイプやスティックタイプのものが売ってないので、必要な方は日本からある程度持ってくると良いですね。
あとコレ!!
グリコの日本初、液体ミルク「アイクレオ」
ちょうどバンコクに戻る前(3月)に解禁となり販売開始された液体ミルク。
イオンで見つけて3パック買い、1パックは試し飲みさせて残りの2パックは飛行機の中で飲ませることが出来ました。
哺乳瓶に移し替えるだけなので急いで飲ませたい時に大助かり。粉ミルクに比べたら割高なのでいざというとき用ですね。
ストロー付きのパック入りミルク 【2020.6.10追記】
タイのスーパーには便利なパック入り(180ml入り)のミルクも売られてます!
ストロー付きなのでストロー飲みが出来るようになればこのタイプが何かと便利♪
(だからかこのタイプはステップ3とステップ4しか目にしてないです。)
同じEnfaゴールドでも下のものが多分栄養素の違いでかお値段が高めですね(上は12パック入り、下は9パック入りで同値段)
ネスレのBEARブランドも売られてます。
我が家は1歳になってからHi-Qのイルカデザインのを買って与えてました(特に外出時)
まだストロー飲みが上手じゃない頃だったので外出先だとこぼれちゃうことが多くて^^;;
服が汚れちゃうのも嫌だったので途中からパックを手でちぎって哺乳瓶に移し替えてから与えてましたね。
しばらくストロータイプのパック入りは買ってなかったけど、これから一日外出することも増えてくると思うのでまた外出用に買っておこうと思います^^
家では粉タイプをもうしばらく使おうかな(経費削減のため!)
もらえる時間を覚えてるウド助は置いてる棚に向かってワーワー言い始め、マグカップ与えるまでワーワー(早くくれぇ〜)言い続けてますけどね。笑
一つ注意しないといけないのは、プレーンタイプ以外にバニラ味とハニー味があることです!
飲んだことないけどおそらく甘いはず・・間違えて買ってしまわないようにしてくださいね。
まとめ
タイのミルク事情と我が家の場合を書いてみましたが、何だか色々と書いちゃったので分かりづらかったらすみません。汗
これを読んで「あぁ〜タイの粉ミルクってこんな感じなのね〜」と思って頂けたら私も時間かけて書いた甲斐があります。笑
これからタイで粉ミルク育児をされる方は安心してタイに来てくださいね!
ではでは〜(=゚ω゚)ノ
ウド子
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